A＆P耐震補強工法とは
A＆P耐震補強工法は、柱のせん断補強区間にアラミドシートを用い、じん性補強区間に高伸度繊維シートを用いる耐震補強工法です。
高伸度繊維シートとしては、ポリエチレンテレフタレート（PET）があり、アラミドシートの4～6倍の伸度を持つため、じん性補強区間に適用します。
A&P耐震補強工法の特徴
- A＆P耐震補強工法は、経済性に優れています。
- 高伸度繊維シートは、アラミド繊維の4～6倍の伸度を有し、柱の変形に対して繊維が破断することなく追従します。
■強度伸度曲線（X軸:%、Y軸：N/mm²）
A&P耐震補強工法に用いるシート
仕様
アラミドシート
| 品番 | 目付 g/m² |
保証耐力 kN/m |
設計厚 mm |
引張強度 N/mm² |
ヤング係数 N/mm² |
破断伸度 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AK400 | 280 | 400 | 0.193 | 2,100 | 118,000±15,000 | 1.8 |
| AK600 | 415 | 600 | 0.286 | |||
| AK900 | 623 | 900 | 0.430 | |||
| AK1200 | 830 | 1,200 | 0.572 |
幅：10cm, 30cm, 50cm 出荷単位：1ロール50m
高伸度シート／ポリエチレンテレフタレート（PET）シート
| 品番 | 目付 g/m² |
保証耐力 kN/m |
設計厚 mm |
引張強度 N/mm² |
ヤング係数 N/mm² |
破断伸度 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PET600 | 1,250 | 600 | 0.906 | 740 | 10,000±1,000 | 7%以上 |
幅：15cm, 30cm 出荷単位：1ロール50m